FC2ブログ

近況報告・鉄

珍運用・車内設備・駅訪問がメインなブログ。
※注意 特に記載のない限り、投稿時のダイヤのものです。

電波ソング-2010年の転換

※このブログは、私のもう一つのブログ「近況報告・活」にて執筆したものを転載したものです。

鉄道・バス記事とは一切関係ありません。

0・はじめに
 もともと、電波ソングを聴くことが好きであった私であるが、ここ最近、目立って電波ソングが話題になっていないと思いつつ、J-POPで奇抜な曲が増えていると思った。その矢先、1つのブログ『電波ソング is DEAD』(ヲタクやめたい.com 管理人:Jさん)を見て、いろいろ考えさせられたので、私なりに電波ソングについて分析をしていこうとする。
[電波ソング is DEAD http://j-th0610.jellybean.jp/?p=1122 (ヲタクやめたい.com サイト内)]
さて、『電波ソング is DEAD』によると、電波ソングが冷え込んだのは2011年とあるが、私はすでに2010年には冷え込むとともに新たな動きがあったのではないかと思われる。

1・2010年度、電波ソング大賞はどうであったか。
 2010年が実質的に最後の年になった「電波ソング大賞」であるが、そもそもこれはネットユーザーが電波ソングであると思った曲をエントリーし、今年1年で最も電波な曲に投票するというもの。過去4年(2007年~2010年)の投票結果は以下の表のとおりである。

無題
 ここで2010年の特徴としては、声優やアニソン(アニメOP,ED)が増加しているということだ。実際に10曲中5曲がそのような曲だ。これまでもアニソンはランキング入りしていたが少数で、大多数はPCゲーム、もっと言えばエロゲの主題歌であった。なぜ、アニソンが増えたのか、少し考えてみる。
 実は2010年の特徴として、投票の時点で、Twitterなどを使って歌手自ら、もしくはファンが投票を呼び掛けていた。それ自体に問題はないが、単なる人気投票になっている可能性がある。具体的に挙げると、1位の「寺ズッキュン!愛の了法寺!」、2位の「妹プリ~ズ!」4位の「恋愛満塁ホームラン~ほぼイキかけました~」は呼びかけで一気に順位を上げた。特に2位の曲は人気アニメのEDであり、多数のファンが存在する中、呼びかけにより「ただファンの母体数が多かった」から2位になったとみてもおかしくない結果になってしまった。
 決してこの曲や他のアニソンの電波度が低いといいたいわけではない。ここで危惧するのは、単なるアニソン人気投票になっていないかだ。つまり、電波ソング大賞が、普通の名誉的なランキングになることが問題である。この投票は「1年間で一番電波な曲を決める」のがテーマである。しかし、それは逆に言えば、電波ソングにマイナス要素がなくなってきたということかもしれない。以上の背景が2010年電波ソング大賞であった。
(補足:同アニメにおいて、もっと電波な曲である「めてお☆いんぱくと」や「 いいえ、トムは妹に対して性的な興奮を覚えています」はあまり順位が上がらなかった。ちなみに「めてお☆いんぱくと」に関していえば、原作でも「電波ソング」と指しているにもかかわらず)

2・2010年のJ-POP、音楽事情はどうであったか
 さて、別の角度からも見ていく。ここからは世間一般の音楽事情である。
2010年の音楽をざっくり見ていくと、アニメ「けいおん!!」(第2期)の放送、遊助の「ミツバチ」リリース、AKB48「ポニーテールとシュシュ」リリース(第2回総選挙)などである。ちなみにAKB48はこの年よりオリコン年間ランキング入りの常連化となる。また、ももいろクローバー(ももクロ)がメジャーレビューしたのもこの年である。
 すべてがそうでは言えないが、AKB48やももクロなどアイドルが身近な存在となったり、女性向けアーティストである遊助の「ミツバチ」がニコニコ動画内でMADが作られたり、今までにない曲が目立ち始めたと考えられる。繰り返して言うが、すべての曲がそれに当てはまるものではない。この動きは2011年になるとさらに加速する。

3・2011年のJ-POPはどうであったのか
 さて、2011年のJ-POPは48系列がオリコンを独占した。そんな中で話題になった音楽を見てみることにする。
・薫と友樹、たまにムック。『マル・マル・モリ・モリ!』年間シングル8位
・レディー・ガガ:『ボーン・ディス・ウェイ』年間アルバム4位
・きゃりーぱみゅぱみゅ『PON PON PON』配信
 シングルでは8位に小学生ユニットがランクイン。アルバムランキングでは嵐、AKB48、EXLIEに続き4位にレディー・ガガがランクイン。また、「きゃりーぱみゅぱみゅ」がPONPONPONを配信。和製ガガとまで言われた。
 48系列がオリコンを独占する中、このような一風変わった曲が少なくとも電波ソングの要素を取り入れていることは否定できないだろう。けれども、これらの曲を電波ソングとしても、今までの愛好家からすれば、「なんか違う」と感じさせる。それは、これらの曲のターゲットが完全に一般人である点だ。きゃりーぱみゅぱみゅは女子高生の間で(もちろんファッション面もあるだろうが)人気であったし、マル・マル・モリ・モリ!は老若男女問わずほとんどの人が知ることになる。
 では、本当の意味での電波ソングは死んでしまったのか?そんなことはない。今でも電波ソングを作る、歌う方はいる。主に同人で活躍している。例を挙げると、Wisteria Magic(藤原鞠菜)、confetto(ななひら)などは定期的にCDやイベントとして参加している。探せばまだまだ愛好家、クリエイターはいる。

4・まとめ 
 ところで、本来電波ソングというのは愛好家の中で楽しむといった面が強い。多くはPCゲームなどで見られたものであったのも、コアなファンが探しに行くといった面も強い。しかし、ニコニコ動画の登場(2007)、アニソンでの起用を見ると、もはや電波ソングに対する意識が変わっていると思われる。それを踏まえると、「ミツバチ」に関しては、ノンタイアップにもかかわらずニコニコ動画にて話題になった。また、2010年度電波ソング大賞のコメントの中には、「普通の曲が一位じゃだめなんですか?」とある。
 アニソンをはじめ、一般人にも電波ソングの要素を取り入れた曲が受け入れられている現状になりつつある。そのうち、AKB48がガチな電波ソングをリリースしたり、ガチな電波ソングを売りにしたアイドルが出てきたりするだろう。


参考サイト
・電波ソング is DEAD http://j-th0610.jellybean.jp/?p=1122 (ヲタクやめたい.com サイト内)
・各年度電波ソング大賞サイト(2010→http://2010.wsong.net/
・オリコンシングル年間ランキング
(2010→http://www.oricon.co.jp/music/special/2010/musicrank1220/index02.html
関連記事
スポンサーサイト
[ 2014/10/20 09:26 ] 鉄道・バス以外 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

オススメ記事
582Dの記録
582D・・・27.3.14改正で消滅した、気動車で運行されていた名古屋発大府行の最終列車。
JR東海の珍運用
JR東海のちょっと変わった運用の記録。過去のものも紹介しています。
313系ランダム車内写真
テスト表示中
カテゴリー
カレンダー
<< 12
2018
>>
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -